nishino

W3編
レストア前のKAWASAKI W3 650cc

10年以上 倉庫に保管 メッキ等の程度は良いと思われるが、フロントディスク固着,キャブレーター??,火花出ない

しかし 前オーナーが何年か先に復活を考えて細かい所に気をつけて、保管していた事はザットみて判断出来る。

先ずフロントディスクブレーキ O/H
ピストンが出てこない ピストンリムーブプライヤーが上手く使えない。 しかたなく、ミニバイクのマスターシリンダーで、接続 油圧をかけてピストンを抜く。 更に、ディスクブレーキシリンダーを電気ドリルに砥石をセットした専用工具でホーニング作業を実施して、組み立てる。 ゴム類は全て新品に交換する事となる。

ブレーキ液:
  ・ 塗装に付着すると塗装が剥がれる。
  ・ 水気を吸収しやすく、ブレーキオイル缶の蓋を閉め忘れると、それを入れたブレーキ系統が錆びやすくなる。 もしくは、定期的 例えば車検時など交換したほうがブレーキ系統の劣化が抑えられると思う。
  ・ 誤って塗装についてしまった場合は、大量の水で流す。
ブレーキマスター O/H

昔 整備士をしていた頃に いすゞべレットの車検整備を実施していて、確か 1966年式だと思うが、ブレーキマスターよりブレーキオイル漏れがあり新品部品がなく自動車解体屋さんに中古部品を外しにいった事がある。 べレットを記憶していた訳ではなく、昼間なのに異常に蚊が多く部品を外している最中に顔がボコボコになった記憶が蘇る。
ブレーキマスター O/H嫌いだ 今回はkawasakiに部品在庫があり新品部品を組み込んで難なく組み上げる事が出来た。
キャブレーターO/H

写真ではきれいに見えるが、エライきたない状態でサクションも動作せず、この時の為に所持しているサンドブラストが大きく貢献して、新品同様なまでにきれいになる。
実際にガソリンを流し、フロート調整(油面調整)をして、ゴム類を新品に交換して終了
簡単に書いたが、組みつけてはばらし又くみつけてはばらしの連続で疲れる。
燃料コックのO/H

単純な仕組みだが、O/H後実際にガソリンを流すと、OFFにしても漏れる。
又 kawasaki製はたしかガソリンで樹脂が膨らみ漏れが止まると記憶していたような暫く様子をみたがなかなか燃料が止まらないので、シーリングで補修する事にした。
燃料タンク

塗装を検討したが、先ずタンク内の錆びをとる事にした。 得意の花咲じいさんを使用して温度を70度程度にして綺麗にタンク内を掃除
タンクに圧力をかけて漏れ確認 OK

しかし この間にヤフーオークションで、気に入った色のタンクが見つかり目移りしてしまい困った事に発展する。
W3 タンク事件

塗装で判断し、オークションで購入 お金あまりないので苦労して錆び取りしたタンクを売りに出してしまった。 塗装で判断したタンクは錆びで下面に穴が開いており悲しい事になった。

しかたなく、エポキシ系樹脂で穴を埋めて圧力をかけて点検し、OKとなる。 その後 ガソリンを入れて漏れ確認 OK
近頃のエポキシ樹脂はたいしたものだと感激

旧車は、嫌だ、錆びはいやだと W3をレストアしながら嘆く毎日であった。

ポイント O/H

やっと点火系まで辿り着いた。 文章が起承転結で作成するとすると、エンジン
に火が入るのは、 Gas吸入→圧縮→点火,爆発→排気のサイクルだから、
良い圧縮 OK (10年以上E/Gに火が入っていないから、先ずプラグを外し、Oilをプラグ穴から入れてやり、両気筒プラグを外したままクランキングを10回程度実施し、プラグをセットする。
ついでに、プラグキャップからイングニッションコイル迄のプラグコードを確認し一度プラグキャップをコードから外しコード部を切断し新しい部分でプラグキャップと接続してあげる。
今回は、ポイントとコンデンサーを新品に交換した。
昔 整備士になりたての頃、ポイント磨きを毎日やらされてシゴキを受けた事を思い出した。 ポイント磨きは得意だが今回は新品を採用する。
コンデンサーを交換する際にT、取り付けているプレートがヒビ割れている事を発見 家庭用溶接キットをもっていたので早速溶接する事に、

10年以上の歳月を超えてエンジンに火が入る一瞬
エンジンに火が入るかな  キック ドボドボ をかかりそう 再度 キック ドボドボW3特有の高校時代に聞いた音が、蘇る。
苦労が報われる一瞬
走るかな? クラッチを切り 1速へシフトチェンジ ガクン なんとクラッチが切れない。
クラッチ O/H
車のクラッチは得意中の得意で、道路の側溝を利用してでも出来る。 最近がATしか乗らないから出くわさないが、
バイクはやった事がないから、大きな不安となる。 気合を入れてO/H
なんと簡単 サクサク組み終えて、クラッチ切れを確認 OK
只 このW3クラッチ部をばらして判ったが、駆動チェーンが一度も調整された後がなく伸びきった状態であった為に、カバーにこすれたあとが、丁度気がついてチェーンテンション調整迄実施したので、後々よかったと思う。
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